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【第1話】

第1話・あらすじ

1598年8月の江原道。大波が押し寄せた嵐の翌日、大量の活きた魚が打ち上げられ、貧しい民たちは天の恵みと喜びながら海岸に打ち上げられた魚を拾っています。

そして岩に挟まって動けなくなった金色のウロコを持った上半身は人間の若い女性の人魚を発見します。

その地を収めていた領主ヤン氏にその人魚を献上します。

ヤン氏は大喜びで人魚に触れようとすると漁民から「人魚にむやみに触れると魂を奪われて全ての記憶が消される」と注意されます。

その頃漢陽から新任県令タムリョン一行がやってきて、ヤン氏の屋敷に泊めてもらうことになります。

ヤン氏の屋敷ではタムリョン一行の歓迎の宴が開かれてその席上、ヤン氏はタムリョンに珍しいものを披露するといって人魚を見せます。

人魚をどうするつもりが聴かれたヤン氏は最高の持ちだと言われている油を人魚からとって高値で売るのだと答えます。

それを聞いたタムリョンはヤン氏の不正に目をつむるかわりに人魚を放すよう交渉し、人魚は海に返されます。

海に戻された人魚はタムリョンの舟に近づき手を差し伸べ彼がその手を握り返しそこで人魚と人間との間に時を越えた縁が生まれます。

時代が変わって現代の韓国ではイケメンの詐欺トリオ、タムリョンと同じ顔をしたジュンジェと彼を詐欺の世界に引き入れたナムドゥ、天才的に機械を操るテオの3人が暗躍しています。

外出した現職検事の部屋を大急ぎで偽装してカモを迎えます。

その日のカモはお金持ちの婦人で息子の同級生が自殺して遺書に息子の名前があり加害者として訴えられたのをお金の力でもみ消そうとやって来たのです。

検事になりすましたジュンジェは婦人にヴァージン諸島にあるという口座をそっくりそのまま移動させて全額頂戴してしまいます。

ジュンジェは一瞬にして相手の持ち物すべての価値を算出し、ジッポライターの炎で催眠術をかけることもできる稀代の詐欺師です。

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大仕事を終えた3人は空港でそれぞれ旅に出ます。

ジュンジェが行ったのは、今でも海中に人魚が住んでると言われるスペインの小島です。

突然の嵐で数百年前と同じように人魚が打ち上げられます。

そこはジュンジェが滞在するホテルの内堀に作られた入り江で、岸に上がった人魚には人間の足が生えるのです。

ホテルのジュンジェの部屋に入り込んだ人魚は追い出そうとする彼をすごい力で蹴飛ばします。

部屋から逃げ出そうとした人魚は海が見えたのでそのまま飛び込もうとしますが、窓ガラスがあるのを知らずに窓に真正面からぶつかり気絶してしまいます。

ジュンジェはフロントに電話をしてホテルから警察が来て彼女を連行していきます。

パトカーに乗せられて窓から見る街の景色の珍しさに目を奪われる人魚。一方ホテルの部屋でジュンジェは携帯で撮った写真から人魚がしていた腕輪の価値を調べます。

小島に来るときに乗った飛行機のアテンダントをナンパしてホテルのカフェでデートするジュンジェの元へ腕輪が400年以上前の翡翠の値打ち物だという知らせが入り、急遽デートを取りやめ人魚が拘留されている警察署へ向かいます。

第1話・感想

昔の江原道で人魚が見つかったところから物語は始まります。

人魚をテーマにしたドラマだけあってファンタジックなスタートですね。

相変わらず主演のイ・ミンホの男前のこと!!!

ちなみに私はイ・ミンホが出演しているドラマをよくみてます(笑)

時代劇の県令姿でも現代の詐欺師の姿でも彼の魅力が炸裂しています。

また、素晴らしい水泳力を見せている人魚役のチョン・ジヒョンですが、水中の深いところまで潜る潜水力も高く評価されて、まるで本物の人魚が泳いでいるみたいと評判になりました。

水中シーンは主に南洋パラオ諸島で撮影されたようですけれどエメラルド色の海で自在に泳ぐ人魚が幻想的でした。

それに、人魚が人間界で見るもの全てが不思議そうにしている姿がとてもお茶目でかわいいのが印象的でした!

さて、これから二人の運命はどのように絡み合っていき、どのような結末を迎えるのか・・・。

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