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【第6話】
第6話・あらすじ
一度は人魚を見捨ててその場を去ったジュンジェですが、人魚の事がどうしても気になってしまい、結局は引き返し彼女を家に連れて帰ることにしました。
しかも、これまでに女性と深く関わることを避けてきたジュンジェでしたが、家に若い女性を連れてきたことに対してナムドゥもテオもびっくりします。
ジュンジェの家にやってきて「食べ物はないの?」と聞く人魚にテオがパスタを用意しました。
ジュンジェとナムドゥはおいしそうに食事している人魚にいろいろと質問をし、住んでいるところや翡翠の腕輪のことについて尋ねると、人魚は海底に沈んでいる宝の箱を思い浮かべ、「同じようなものなら家にいっぱいある」と言うとナムドゥは急にやさしくなり、「俺が面倒見るから恩を返すのは大歓迎」と邪(よこしま)なことを考えていた。
そして、「名前は?」とナムドゥから聞かれると、「名前はない。名前があったら読んでくれる?」とジュンジェに問うと、ジュンジェは「たぶんな…。」と答え、人魚が「じゃあ名前をつけて」と頼むと、ジュンジェは「シムチョン(おバカちゃん)」という名前を付け、すると人魚はその名前がとても気に入り上機嫌になっていたのだった。
実はその日はジュンジェの誕生日で、チャ・シアが朝のワカメスープに続き、夜にはバースデイケーキを持ってくると、シムチョンはジュンジェの家に若い女性が訪れたことで敵意むき出していた。
シムチョンに「数日だけ泊めてやると」釘を刺されながら、ジュンジェの屋根裏部屋を提供され、初めてのふかふかのベッドと初めての自分の部屋が貰えたことに嬉しさが爆発しテンションが上がった。
一方、ジュンジェの殺害を依頼されたマ・デヨンは、彼の車を追っていたが途中で見失ってしまったために新聞勧誘員となり、一軒毎に聞き込みを始めていたが、なかなか見つけることができなかった。
ジュンジェはデパートで買物をしていると、スペインのショッピングモールで買い物をしていた記憶の断片が蘇り戸惑い不思議に思うのだった。
買い物の帰路の途中にナムドゥが「近くの家で殺人事件が発生したため、警察が検問を敷いているから引き返せ」といわれると、シムチョンが家で一人になっていることを心配し、どうしようか迷っていた。
実は、その殺人事件はジュンジェの家を突き止めるために新聞配達のフリして訪ねた家がヤミ金融の家で、そのヤミ金融の男と言い合いになったマ・デヨンが殺してしまったのだった。
朝鮮時代に遡り、ヤン氏(現:マ・デヨン)の命令で足を狙われた人魚のセファ(現:シムチョン)をタムリョン(現:ジュンジェ)が助けた場面になり、タムリョンが3人を成敗すると二人は手を繋いで走って逃げていった。
さらに追っ手がきたが隠れて難をのがれ、タムリョンは自分の屋敷にセファを連れて帰る帰る途中で、「思い出」という花言葉を持つ福寿草を見つけセファに贈ると、セファは過去にタムリョンと出会ったことを思い出していた。
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ヤン氏は部下から人魚がタムリョンの屋敷にいるという報告を受けたると、妾(側室)と共にそれを聞いて好都合だと喜んだ。
また、自分の地位を利用して不正を働いて荒稼ぎしていたヤン氏は、貨物売買の仲立ちの独占ができるようになるまで船主を足止めせ、さらにその宿泊費まで要求していた。
すると、堪忍袋の緒が切れた船主は、ヤン氏の企みを告発すると啖呵を切って去ったが、翌日になると船主が浜辺で死体として発見された。
死体について現場検証をしていたタムリョンは部下から「死因がわからないから民が人魚の呪い」という噂があることを耳にすると、人魚の仕業ではないことを知っているタムリョンは何者かが”人魚の噂”を利用して殺害したことを見抜いていた。
一方、ヤン氏と妾は謎の死を人魚のせいにし立て上げ、妾が巫女を使い「凶悪な人魚がこの屋敷に隠れいているそうです。」といい、タムリョンの留守中の屋敷を調べさせようとしていた。
何も知らないセファは屋敷でタムリョンの帰りを待ち、壷を見ながら彼が言った話を思い出していた。
それは、タムリョンがセファと共に違う世界にいる夢を頻繁にみており、その一部の場面を絵として壷に描いたものだった。
現代に戻ると、人魚のシムチョンが一人でいるところへ捜査官を装ったマ・デヨンが現れ、「殺人事件のことについて詳しく聞きたいから中に入らせてください」といい、中に入ろうとした瞬間に検問を強行突破してきたジュンジェが現れ、「聞き込みは二人で行う。警察手帳も無線もない。お前は本当に警察官なのか?」と問い詰めた。
すると、検問をしていた本物の捜査官が現れて、マ・デヨンは逃げていき、「あいつが怪しい男です!」というものの、検問を強行突破したジュンジェの方が怪しいと言われて、身分証の提出を命じ、別の刑事が「見覚えのある後ろ姿だな。」とジュンジェに気付く寸前、ナムドゥが「マ・デヨンの目撃情報がありました!」と嘘の通報をし、その刑事らをその場から移動させ間一髪の危機から逃れた。
ジュンジェが帰ってくるまで、テレビでドラマを見ていたシムチョンが「父親が気になるから呼び出して」と真剣にお願いすると、ジュンジェは「電話で聞いてみる」とからかい、ナムドゥに電話をかけ父親を聞くふりをして電話を切り「先に教えろ」とスペインで何が起きたのかを問い詰めた。
しかし、記憶のないジュンジェに対してシムチョンが真実を話さないことに業を煮やしたジュンジェは「明日までに話さなければもう君はこの家には居られない」といって期限を決め、真実を話すようにと迫られたのだった..。
エピローグ
チンジュとユランは生まれ変わる前、主従関係が逆であった。
下女のチンジュは恐ろしいほどたくさんある瓶の蓋を「天気がいいから全部あけろ」といい開けさせている途中に「ツバメが低く飛んでいるから雨が降る。蓋を閉めて。」と、ことごとく意地悪をされていた。
下男のトンシクがチンジュを庇おうとすると、ユランが「あなたには別の仕事があるから。」と阻止されてしまった。
チンジュはトンシクに、「生まれ変わったらあなたとは一緒になり、必ず金持ちになってやる」と誓うと、チンジュは「必ずあの女の主人になってやるから!」と決断した。
第6話・感想
あの壷の絵はタムリョンが見た夢を描いたもので、二人の運命は繋がっており絡み合っているんですね!
タムリョンはセファに「確かなのは、今起きている事が必ずそのときもまた起きるということ、数奇な運命は繰り返すという事実だ」といい、過去と現代が交錯して運命の出会いがあり、そしてマデヨンとの因縁も繰り返されてしまっているようですね!
あの時代から二人は愛し合う運命にあって、そして現代でも会うべくして会う、なんて素敵な恋物語なんでしょうね♪
これを見てると運命が本当にあるって思っちゃいますよね(笑)
また、このドラマを見た女性たちは、イ・ミンホから「会いたかった」と一度でいいから言われてみたいと思ったでしょうね(笑)
少なくとも私はいつでも待ってます♪(笑)
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